真剣な面持ちの桃花。
何だか緊張する。
「話したわ」
「話したんだ……」
「そしたら『今まで怖い思いしてたの?』って聞かれたわ」
目を伏せ微かに口角を上げる桃花。
その表情から、歩君と険悪なムードにはならなかったんだろうなと思った。
ホッとした。
「『怖い思いしてたなら気付いてあげられなくてごめん』って謝られたわ。 信じてなかったわけじゃないけれど、まさかそんな風に言ってもらえるとは思ってもいなかったから、凄く嬉しかったわ」
桃花の見た目だけじゃなくて中身も大好きなんだ。
歩君ってば心もかっこよすぎでしょ。
「なんかジェラシィィィ」
「ジェラシーってなによ、気持ち悪いわね」
「私だって桃花の事大好きなんだからね!」
「あら、そうなの? ありがとう」
仕事中な事も忘れて桃花に抱きつきそうだった。
そんな事をしたら確実に桃花の平手打ちをくらうことになるだろうけど……。
「あら、文美にお客様よ」
「え?」
ロビーに目を向けると、こっちに向かって歩いてくる日下部さんの姿が見えた。
何だか緊張する。
「話したわ」
「話したんだ……」
「そしたら『今まで怖い思いしてたの?』って聞かれたわ」
目を伏せ微かに口角を上げる桃花。
その表情から、歩君と険悪なムードにはならなかったんだろうなと思った。
ホッとした。
「『怖い思いしてたなら気付いてあげられなくてごめん』って謝られたわ。 信じてなかったわけじゃないけれど、まさかそんな風に言ってもらえるとは思ってもいなかったから、凄く嬉しかったわ」
桃花の見た目だけじゃなくて中身も大好きなんだ。
歩君ってば心もかっこよすぎでしょ。
「なんかジェラシィィィ」
「ジェラシーってなによ、気持ち悪いわね」
「私だって桃花の事大好きなんだからね!」
「あら、そうなの? ありがとう」
仕事中な事も忘れて桃花に抱きつきそうだった。
そんな事をしたら確実に桃花の平手打ちをくらうことになるだろうけど……。
「あら、文美にお客様よ」
「え?」
ロビーに目を向けると、こっちに向かって歩いてくる日下部さんの姿が見えた。


