奇妙な関係 ~オスとワタシの奮闘記~

お粗末者純也に話しかけられた時は、驚いたし最悪な気分だったし、面倒臭かったけど、余計今の方が面倒臭くなってるじゃん!!



「何で後先考えずにそういう事するの!?」

「うるせぇな!! 助けてやったじゃねぇか!!」

「それとこれとは別問題!! うあっっ……!!」



春ちゃんに詰め寄ろうとしたら、ヒールを履いた足をクリッと捻ってしまった。


こける!!



「おいっ!!」



あっ……。


傾いた身体を春ちゃんが抱きとめてくれた。


けど二人でバランスを崩してしまい、結局二人で倒れこんでしまった。


反射的に身体を離し、気持ち悪さが込み上げる。


でもなんだろう……凄くドキドキしてる……。


身体も熱くて、変な感じがする。


火照った頬を両手で包み込むと、ひんやりとした。


はっ!!



「春ちゃんっ!!」



床に倒れたまま動かない春ちゃん。


怪我でもしてたらどうしよう……身体はモデルの歩君なのに……そう思うと身体の熱が一気に引いた。