あの花が咲くまでに


その日から僕はあっちゃんと毎日寝た。

賞状の破られた理由もわかった。

「止めて!煩い煩い煩い!私は遥が好きなの!遥と私を離さないで!」

その声がリビングから響いた後、あっちゃんの部屋で激しい物音がした。

物が引き裂かれる音。
投げつけられる音。
あっちゃんの金切り声。

「あっちゃん?」

僕があっちゃんの部屋に入ると髪がぐちゃぐちゃになったあっちゃんがいた。

「遥っ!!!!!」

抱きつかれた。

「遥…!好きなの。大好きなの。お願い、私のそばに居て……!」

その日はそのままベッドに押し倒されて寝た。