俺だけのお姫様

「え?真由子ちゃん?」

さっきあったことを優に話していた。
「隣のクラスの子だよ。いい子そうなんだけどなんか、うーん・・・」

ほんとにかわいいし、よさそうな子なんだけど、
ビビッときたし、近寄るのはやめようかなっっ汗

「まぁ、たしかにあんまし得意じゃないかなあの子」
「優もかぁ」

「姫?帰るよ?」
「あ、若葉だ今いく!」

「姫ちゃーーん!」

・・・?なんできた

「帰ろう?」
「まゆ??なんで?」
「約束したじゃん!!」

あわあわ、したっけっっ

覚えてないんだけど、優と若葉に助けを求めると
盛大に息を吐きながら


「みんなで帰ろうか」

よかった!約束忘れてたなんていえないからね


「え?姫ちゃんと帰れるの?俺も帰る!」
「え・・長澤くんも??w」

若葉と話すことあったのに・・・まぁ、いっか家いけば

歩いてるときに常に私と若葉の間にまゆがいて、若葉に近づけない。

「まゆの、家ってどこ?」
「駅のほうだよ~~」
「逆じゃん!」

「えーいいよぉ、みんなと帰りたいんだもん!」
「誰も送るなんて言ってないからww」

な、長澤くんがドライなこといってるっ汗