わたしは驚き、その声の方向へ 目を向けると隣の家のおばさんが 玄関先で倒れていた。 その声の正体を確認した後 元の場所へ視線を戻すと その男性の姿はなかった…。 次の日の朝、倒れていた おばさんに聞いてみると やはり同じ男性を見て気絶したのだと言う。 ――わたしが見たのは見間違えじゃないんだ…―――― おばさんの話を聞いて改めて 恐怖を覚えた…。