だから自信があったんだ。 ずっと。 「いいよ、大丈夫。」 実玲は俺の罪を知った日 泣きながらそう言った。 「帝は最低だけど、そんな帝でも嫌いになれないの。あたしも最低だよね!」 頬をぬらしながら、実玲はそう言って笑った。 俺はそれを見た瞬間から、 ー実玲を一生守り抜くー って決めてた。 だけど・・・。 俺は気づいてしまった。 気づかなければ良かった。 さっき実玲が言った言葉自体に嘘は無かった。 実玲はちゃんと、飯田が言った告白を断った。 でも実玲は、自分に嘘をついた。