sick!!(仮)



だから自信があったんだ。

ずっと。



「いいよ、大丈夫。」


実玲は俺の罪を知った日

泣きながらそう言った。



「帝は最低だけど、そんな帝でも嫌いになれないの。あたしも最低だよね!」



頬をぬらしながら、実玲はそう言って笑った。


俺はそれを見た瞬間から、


ー実玲を一生守り抜くー


って決めてた。





だけど・・・。

俺は気づいてしまった。

気づかなければ良かった。



さっき実玲が言った言葉自体に嘘は無かった。

実玲はちゃんと、飯田が言った告白を断った。




でも実玲は、自分に嘘をついた。