その日、俺は実玲、川上、秋穂のいつものメンバーで図書館で勉強するつもりだった。
でも、待ち合わせの場所には、秋穂しか来なかった。
「すいません!実玲さんが熱だしちゃって・・・。瑞穂は看病って・・・。帝先輩に電話通じなかったので来ました!」
中学3年生の俺らは、メールとか誰一人許させてなくて。
だから秋穂は来た。1人で。
実玲が来ない理由を伝えに。
「あ・・・じゃあ俺家戻ろうかな・・・。ありがとね!秋穂ちゃん!」
俺は秋穂にお礼を言うと、家に帰ろうとした。
「あの・・・帝先輩!」
俺は理由を伝えに来ただけだと思ってた。
「ん?」
「先輩の家で、勉強、教えてもらいたいんですけど・・・。」
でも、それだけじゃなかった。
