びっくりして千里の顔をみると、千里は手首をつかんでいないもう一方の手ですかさずあたしのほっぺたっを掴む。
「痛っ・・・。」
「痛いのは、僕です・・・。」
なにこの状況、絶対おかしい。
千里が痛い!?あたし千里のことなぐったりしてないし・・・。
「なんで千里が痛・・・「なんで僕のこと避けるんですか!?僕これでも余裕無いですよ?
せっかく勇気出して実玲さんに気持ち伝えたのに、意味無いじゃないですか!目も合わせてくれない・・・。」
千里が、あたしの目を見て言う。
「ごめ・・・。」
そう言いながらまた目をそらそうとすると。
「僕の目を見てください!」
「・・・。」
「お願いだから・・・。」」
また、敬語じゃなくなった。
千里が敬語を使わないと、胸がぐっとなる。
