「なんで一人で帰ってたの?」
「え・・・。あぁ・・・。」
駄目だ・・・帝が言ってることが頭に全然入ってこない・・・。
「実玲?」
「・・・。」
「実玲!!!!!」
「!!!」
帝があたしの名前を強く呼んだ。
あたしは現実に引き戻された。
「どうした!?実玲、今日すっげー挙動不審だよ!?なんかあったの?」
帝が少しだけイラついたような、眉間を寄せた表情であたしに問う。
「なんかボーってしてるし、他のことでなんか悩んでんの??なんかあったなら俺きく!」
帝のイラついた表情が、悲しそうな表情に変わる。
「大丈夫!なんかちょっと体調が悪くて!」
あたしはどうでもいい内容で、帝の問いに答えた。
「そか・・・大丈夫!?おんぶしよっか?笑」
すごく優しく帝が笑う。
でも・・・-。
