「実際、俺は毎日食べたかったんだけど・・・。」
帝がすごく悲しそうな顔をする。
毎日一緒に帰るんだから、お弁当とか友達と食べたりしてもいいんじゃないかって、あたしは思うんだけど。
「そなの?ごめん、なんか。」
「なんで実玲があやまるの??いいよ、俺そういう実玲が好きだし!」
さっきの顔とは一転し、いつもの優しい帝の笑顔。
「あ、ありがとう。」
帝は好きとか、もう普通に言っちゃうもんだからなー・・・。
照れてくる・・・。
屋上の端で、帝と2人、ちょこんとすわる。
「転校生・・・飯田・・・だっけ?」
帝が、なんだか申し訳なさそうに飯田の名前を出す。
「あぁ、うん。飯田がどうしたの?」
「いや、クラス替え早々、2人とも学級委員の仕事忙しそうだなぁって。」
