sick!!(仮)

なんだかんだで4時間目を迎えたあたしは、瑞穂とお弁当を食べるため中庭に向かっていた。


「あ、実玲?」



肩への少しの重みとともに、優しい響きの声が聞こえた。




「帝!めずらしいね、友達は?」


「うーん・・・実玲と食べたくなっちゃって!」



にっこりと笑いながら、お弁当を上げて見せる帝。




「てーことで・・・あたしはお邪魔みたいだから、ばいばいっ!」


瑞穂がニヤニヤしながらそのばから走って行った。



「あっ!!瑞穂・・・。」





「ごめんね?いきなり!」


「いいよ!でもどうしたの?お弁当とか一緒にあんまり食べないのに・・・。」




いつも学校では、そんなにいちゃいちゃしたりしなかった。


あたし自身、あんまり人前で


『あたしたち、付き合ってるんです♪』


ってかんじにしたくない性格なもので。