周りには私と同じ
死力を尽くし、戦争に立ち向かった者達。
私の進む先には、
その戦争に勝ち残った者達だけがこれから進む事を許される門。
そして私の両隣には、
共に戦ってくれた勇ましい戦友。
壮絶な戦いだった・・・・・
私は今までの努力を、一つ一つ思い出しながら
歩を進めて行く。
そしてついに、私達は門をくぐ「オイ!!新入生!!早くしろー!!あと10分で入学式始まるぞ!!!」
「ヤバッ!早く行こう!」
「レイレイも早く!!!」
どうやら今の私には、努力を思い出す時間がなかったらしい。
「うん。」
私達は
今日
高校生になります。
