さっさと終わらして帰ろう。


なんか今日は疲れたな。


雅明さんは西谷京と楽しそうに喋っていた。


私はカウンターに行った



『すいません。洗い物終ったんで今日は上がらせてもらっていいですか?』


少し申し訳ないけど西谷京と今はおんなじ空気にいたくない。


『悪いな。今日はありがとうきおつけてかえろよ?』


『はい。お疲れ様でした。』



私は雅明さんに一礼してかばんを取りに行った




それから帰る準備も出来たのでドアのまえにいた。



『お疲れ様でした。』



『お疲れ様』


西谷京は私に近づいてきた。


うごけなかった。


『今日は、悪かったな。明日また学校でな?』


頭に手を乗せられたけど私はすぐに振り向き暗い路地に逃げた。


またニコチンの匂いがした