「どうしたの?外なんか眺めて」

「ん〜…別に。なんでもねぇよ?」

ぼんやりと窓の外……
夜景を眺める裸の男に後ろから、

同じく、
一糸纏わぬ姿の女が

いとおしそうに抱きつく。



―――その女の左手には、

指輪が光っていた―…。