「ねね、大丈夫・・・?」
「・・・ぇ、俺!?」
「ぅ、ん?さっきから喋ってたんだけど・・なーんだ、聞こえてなかっただけか!よかったぁー(にこっ」
ずっきゅ――――――――――ン!!!!!!!
そんな効果音がクラスじゅうに響いたとさ。おしまい
じゃなくて!
「何で、皆して俯いてんの?」
「ぇ、みっ、皆!顔、上げとけ」
「「「あぁ・・・・」」」
ん?
ま、皆顔上げたし、いっか
「俺の席ってどこ?」
「俺の・・・後ろだけど」
「まじ!?よろしくな!」
「ぉっ、おう!」
俺は席についた
「なな」
「んー?」
「名前、なんて言うの?」
「俺?俺は、工藤海哉(クドウカイヤ)だけど」
「海哉か!俺は」
「香川朱、だろ?」
「あれ?何で知ってんの?」
「・・・ぇ、ゃ、あの」
「ん?」

![俺より年下なアイツ[BL]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.778/img/book/genre1.png)