ケータイ小説 野いちご

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野いちご学園の新着投稿

    • 幼なじみ
    • 放課後
    • 切ない【お題】

    今日も彼と一緒に帰れる。やったー。

    「今日も嬉しそうだな。いい事あった?」
    「いい事あったよ。今日も一緒に帰れること」
    「そんなに嬉しいか?まぁ、いいけど」

    彼はなんてことない事かもだけど、私はすごく嬉しい。だって彼のことが好きだから。

    「そっか、嬉しいか。そしたら可哀想なことになるな」

    「何が可哀想なことになるの?」
    「俺、彼女出来たんだ。だから明日から一緒に帰れない」
    「え?」

    今なんて?彼女?

    「そっか、良いよ。でも彼女出来たんだ。可愛い子?今度紹介してよ」
    「可愛いぜ。お前も一緒に帰ってくれる人作れよ。俺じゃなくて」
    「そうだね。あんたより良い奴探してやるんだから」

    油断してたなぁ。いつも一緒に帰ってくれてるからてっきり付き合わないのかと思ってたのにもっとはやく自分の気持ち伝えれば良かった。あーあ。これからまた独りだ。

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    • 同級生
    • 部活中
    • 体育館

    「ねぇどっち? 」

     せがんでくる彼が私をじっと見つめる。

    「どっちがいいの? 」


     うーん。

     悩んでいる私を見ると、彼はちょっとだけ頬を膨らませた。


    「まったく。いっつも迷っているんだから。それだから、撮り損ねちゃんだぞ」


     そう言って、彼はギュッと私を抱きしめた。


    「迷った時はね…俺にギュッとすればいいんだよ」


     そうだ。

     彼の腕の中はとても落ち着く。

     だから迷う事はない…。


     いつまでもこうしていたいなぁ…。

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    • 同級生
    • 放課後
    • 教室
    • 切ない【お題】

    また、やつの気配が近付いてきた……

    「ねぇ、何してんの?」

    いつものことだから、無視。

    あまり関わってこないでよ。注目の的になるでしょ!こやつは、学年1の社交的イケメン。それを自覚してか、そうでないのか私にいつも、ちょっかいをかけてくる。だから、苦手。

    聞いてる?と離れる様子もない。何でいつも私なの?みんな見てるし、本当に止めてくれないかな。

    みんなの視線が集まり、耐え得られない私を覗き込んできた。思わず、仰け反る。

    「何でいっつも無視すんの?」
    「……自覚無いの?」

    みんなから注目を浴びてるのに。彼は何か、考えている。

    「それって、俺のこと好きってこと?」
    「全っ然違う!」

    目を輝かせる。だから、慌てて否定をしてしまった。

    すると、覗き込んできた彼は、スッと私から離れた。

    「ごめん。バイバイ」

    それだけ呟いて、教室を出ていってしまった。あんな悲しい顔、初めて見る。

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感想ノート

天使の残像─君が消えたセカイの幸福論─ (天倉千尋/著)

いかがでしたか?この作品についてのご意見、感想、お待ちしております。一言でも嬉しいので、気軽にどうぞ^^

  • ▼ピョン助 さん

    初めまして。書き込みありがとうございます!

    『自殺をする事』は、当事者だけでなく、実は多くの人を巻き込んでの大掛かりな『死に方』の1つなんですよね…。そして、その一人一人が、その後の人生に大きな影響を受けると思います。

    この作品の登場人物たちも、哀しみや辛さの意味は違えど、同じ苦悩を背負っているのかもしれませんね。

    貴重なご感想、ありがとうございました!これからも執筆、頑張らせて頂きます。

    天倉千尋   2013/01/04 14:25

  • ▼Mr.Fさん

    お久しぶりです!覚えておりますともー!

    Fさんのくださる感想、どれも創作の励みになっております!

    他の短編も読んでくださっているみたいで、色々と恥ずかしい所もあったりするのですが(笑)
    幸せ、明るいだけの物語はどこか現実味が感じられなくて、リアリティを追求するうちに淡々と暗い話ばっかりになるんですよね;

    読む人を選ぶような話ばかりなので、一般受けはしないだろうなー、と思いつつ。Fさんのような素敵な方に気に入って頂けて凄く嬉しいです。

    『幸せ』になりたいと思うのは人間にとって当たり前の衝動なので、一途に幸せを追う永久は、ある意味、現代人の理想像かもしれないですね。

    貴重な感想、ありがとうございました!

    天倉千尋   2012/09/16 20:38




  • お久しぶりです、天倉千尋さま。覚えてますか?^^

    新作早速読ませていただきました。普段は恐れ多くてなかなか感想残す勇気がないのですが、思い切ってみます。笑

    永久に、会えない。

    そのフレーズが二重に心に染みました。それはもう物凄く。

    短編もいくつか読ませていただいたんですが、天倉さまの短編は淡々とした中に良い意味での毒があり、胸に響きます。

    生きていくほどに汚れていく。だからそろそろ終わりにしようと思う。そう言った永久の言葉に少なからず共感をおぼえてしまいました(不思議)

    哀しいけれど永久の背に生えた翼は本物で。幸福とはなんだろう、そんなふうに考えさせられるお話でした。

    大好きな一作になりました。有難うございます。

    Mr.F   2012/09/15 14:15