ピピピッピピピッピピッ…ピッ…


琉「んーーーっ…ふぁぁっ。
よぃしょっと、ご飯作ろ。」



ここは、ピース(peace)マンションの3階の302号室の中の一室。
つまり、私達の家の私の部屋。

少し重い木製の扉を開くと、そこには廊下がある。
まぁ、当たり前なんだけどね(笑)


廊下を挟んで前にはトイレ。
その横にお風呂場。

私の部屋の横に弟の部屋。


そう、私達は2人暮し。


だから、全部自分でしなくちゃいけない。

だから、私の朝は早い。
今、4:30。

それから、ご飯を炊いて、洗濯機を回し、
風呂に入る。
上がってきたころにはもう5:30。

洗濯機から洗濯物をカゴに移して、タオル系をまた回す。
そして、朝ごはんの準備。

髪は乾かさないまま、タオルを掛け
そのままフライパンを握る。


今日の朝ごはんは軽めな和風パスタにバターを付けて焼いたフランスパン。

パスタが出来、パンをオーブンに入れた所で弟を起こしに行く。


それが朝の日課。


琉「龍介~、起きて~朝だよー。」


龍「んーっぉはょぉ~。」


んもぉっ!ちょーかわぃー!!

龍が私の唯一の癒し。
もぉ、ホント可愛いんだからっ!