涙 - Rui -







「あっ!琉唯じゃん!

琉唯~!」


誰かが叫ぶ。

私の事呼び捨てしてたのママ以外いたっけ?


そう思いながら振り返るとそこにいたのは…


「あ…。」


「あってなんだよ。
人をお化け見たいに。」


やっぱりこのうるさい奴は一人しかいない。

原田 輝だ。


「原田 輝…。」

「ぅん、なんでフルネーム??(笑)
ウケるんだけど(笑)
俺ら友達だし呼び捨てでいいよ。
俺だって勝手に琉唯って呼んでるし。」


ほんと図々しい奴だ。


琉唯なんてタメから呼ばれたことないし…。


「じゃあ、原田。」


「いやいや、なんで苗字?!
輝でしょ、そこ。」


「…ぷっ。輝。」

いちいち突っ込んでくるこいつ。

自然と私を笑顔にさせる。


「誰?」


後ろから声が聞こえた。