わけもなく涙した日

その時
椅子に座っていたボクは
嬉しかったわけでも
悔しかったわけでもない

確か何かを思い出そうとしていたんだ

その時触れた思い

掌で押さえ込むように胸に手を当てた

ただ 苦しくなった…

押さえ込めなかった…

我慢していたのだろうか
しばらく止まる事のなかった涙