君に夢中で恋してる*


「ところで、椎名はここで何してるんだ?」


「えっと…」


“日向君を捜してました”なんて、恥ずかしくて言えるわけがない…。


ここは、適当に理由を作るしかないよね…。


「ちょっと、グラウンドで部活している人たちを見てたの…。み、みんな楽しそうにやってるなぁ…なんて思ってたんだ…。」


「そっか…!」


我ながら苦しい答えだと、苦笑いしてしまったけれど、日向君は特に変だと感じてないみたいだ。


よ、良かった…。


胸を撫で下ろしながら、日向君をチラチラと見た。


あ…。
そう言えば、日向君…サッカー部のユニフォーム着てる…。


今日はサッカー部で活動するんだ…。


ユニフォーム姿もカッコいいな…。


ポッと火が点いたかのように頬が熱くなる。


おそらく、赤くなっているに違いない。