君に夢中で恋してる*


翌日。


特に予定も無くなったことだし、夏休みの課題をサクサク進めちゃおう…と思った私。


机に向かい、課題のプリントに目を通し始めた途端、インターホンの鳴る音が聞こえてきた。


誰だろう…?


お父さんもお母さんも仕事に行っているから、今…家にいるのは私一人。


セールスだったら嫌だな…なんて思いながら、玄関までやって来ると…


“こんにちは〜!”


ドアの向こうから聞こえてきた女の子の声。


あっ、この声は…。


私は急いでドアを開けた。


「み、海佳(ミカ)ちゃん!」


「どうもですっ!そうそう、星愛ちゃん…今日は誕生日なんですよねっ!おめでとうございまーすっ!」


ニコッと笑う彼女に、私も“ありがとう”と答えながら笑みを返した。


海佳ちゃんは、美波の妹。


中学2年生の、とても明るくて可愛らしい女の子だ。


一人っ子の私からすれば、こんな可愛い妹が欲しいなぁ…なんて思っちゃうんだよね…。