「……そろそろ起こさないとな…」
「あぁ…そうだね。珠李達来ちゃうね。和樹。怜菜起こしてきてくれる?」
「あぁ…着替えてから…」
和樹side
芹菜に頼まれ怜菜を起こす前に服を着替えに寝室に向かった。
ガチャ
「スースーっ」
部屋の真ん中にあるキングサイズのベットで玲菜が寝ていた。
なぜ玲菜が?
しかも…ど真ん中で…
わざわざ自分の枕持ってきてるし…
寂しかったのか?
最近、俺も芹菜も帰り遅かったし。
俺は、スーツから普段着に着替え
ベットに近づき怜菜を起こす。
「ん…」
怜菜は、何回か瞬きをして俺を見た。
「わっ…パパ…あっ…ごめんなさい。」
慌てて謝る怜菜。

