「大和…さん…?」 「こんなにフラフラじゃないか。 どこが…大丈夫なの?菜未」 「大丈夫…です」 「大丈夫じゃないよ。現に菜未… 君はわずかな力で、俺の胸に倒れ 込んだ」 「大丈夫です」 「菜未」 「本当に、大丈夫なんです!わ、 私はっ…「今日はやっぱりやめに しよう。憂姫乃にはそう伝えとく から、菜未はゆっくり休んでて。 出来る限りはやく帰ってこれるよ うにするから。………ね?」」 「大丈夫です。私、行けます」 ―これじゃあ、子供だわ。 駄々をこねる子供と一緒…。