「コーヒーで、いい?」 「うん」 部屋にあげたのものの、 流れるのは気まずい沈黙ばかり。 どうしてこの家を知ってるのか、 今までどこにいたのか、 どうして今さら現れたのか、 聞きたいことは山ほどあるのに。 言葉が、出てこない。