「側にいてやれなくてごめんね?
菜未。大丈夫?」

「私…どうなったんだっけ?」

「急に倒れたんだ。休もうとした
んだけど、憂姫乃に怒られちゃっ
て。社長が簡単に休むなー!!って」

「…………大和」

「…ん?何?「…って呼んでも…
いい?//////////」」

―あたし、憂姫乃さんに
嫉妬したんだ。


“大和”って、

躊躇いも違和感もなく、


呼ぶ憂姫乃さんに…。