最強女総長

それから翔とたくさん話した。

すると教室の外がうるさくなった。

「あっ、来た。」

ん?誰が?

ガラッ

「翔ー!!転校生ってだれだょー!」

うわっ、コイツ声デカッ!

「うるさいなぁー。空君この子だよ。」

空(くう)ってだれだょ。

「………」
あたしの真っ正面にいる男と目が合った。

「空君。そんなにじろじろみたら零弥怖がっちゃうよ。ねっ、零弥?」

可愛い…でもこいつらなんて怖くない。全く

「翔、コイツ女?」

ブチッ

「てめぇ、喧嘩売ってんのかコラァ?あ゛ぁ゛?あたしが男に見えんのか?てめぇの目はどうなってんだよ?」

ドスッ

「…って。てめぇ、なにすんだょ?あぁ?女だからって容赦しねぇーぞ?」

餓鬼…

「あぁ。かかってこいよ。」

久しぶりのじゃれ合いだな(笑

「ストッープ!!」

知らない男が止めに入った。

「 零弥ちゃんだっけ?ごめんね。このバカが。」

今サラッと悪口言った。

「ばかっつーなよ!!この女が…」

「なんだって?薫。なんか文句でもある?(黒笑  」

お、鬼がいる。

「いぇ、何にもありません。」

弱ぇ…

「本当ごめんね。」

さっきの鬼が謝ってきた。