「いや、ごめんカッツーン。『タッくん』は頂けない。」 タッくんは真顔で答えた。 「そ、そんなぁ」 「男からくん付けとかキモすぎだろ。」 「あっ、じゃあ女子の私と梨恵ならいいでしょ!」 「んー、まあ」 タッくんは頷いた。 「ちょ、タッくん!それはないぜ〜」 「だからキモすぎ。」 「おおぅ…ぐすん」 カッツーンはふざけて泣いてるふりをした。 面白い人だなぁ… 「じゃあ、みんなこれからよろしくな♪」 「よっしく〜!!」 「よろしくね!」 「おう、よろしく」 …―