「お姉ちゃん~! 髪やって!!」


「はいはい。 海都も男になったわね。」


「うん? うちはどう?」


女の子じゃなくて、女らしくなったかな?


「うん、だいぶ女らしくなるんじゃない?」


「なったじゃなくて、なるの?」


「まぁ、今からね!」


頭に?を3つぐらい浮かべながら、髪と化粧を少ししてもらった。


「ありがとう! どう?」


「うん、女らしくなった!」


お姉ちゃんは、納得したように頷いた。


「まぁ、楽しんできな!」


「うん♪ じゃあね!」


階段を下りてくとお母さんがいた。