「うちもだよ~!」


その後は少し海で、イチャイチャした(笑)


「そろそろ、帰るぞ!」


「えー、まだいたいなぁ。」


「もう10時だから。」


うー。


うちの親も海都の親も、うちらにはちょっとうるさい。


お姉ちゃんには、何も言わないのに!


海都は1人っ子だから、仕方ない気がするけど…。


「分かったー。 帰る!」


「んっ、行くか。」


「うん…。」


でも、やっぱりまだいたい…。


海都は、そんなうちの頭を撫でてくれた。


「また、来ような!」


「うん!」


そう言うと、手を差し出してくれた。


「手、繋いでくれるの?」


「いいから(照)」


照れてる海都の手をギュッと握った。