「…うーん…。」

ギャーギャー騒いでいると、その人は目を覚ました。

「…あ、生き返った。」

「いや、死んでないから。大丈夫ですか?どこかケガとかしてないですか?…あ、」

その人はイケメンだった。ぶっちゃけタイプ。

いや、今はそんなこと言ってる場合じゃない。

「…ん?寝てたや。」

ははっと笑いながらその人は立ち上がった。