「花は今までお母さんのために笑ってきたやろ?お母さんに喜んでもらいたくて、笑ってきたやろ?」 「そんなことないよ!りーちゃんやいっくんにも喜んでもらいたくて!」 「ほらそれ。ええんよ。誰かのために笑わんでも。自分のために笑って、自分のために泣いてほしい。」 「…。」 「花は優しいけん、人のために笑ってあげられるんやろうな。でも自分に厳しいけん、泣きたいときも泣かんのやろ。もっと自分に優しくしてあげ。泣きたいときは泣いてもいいんよ。花の人生は誰のものでもない、花のものやけん。」