「やからな、ある程度の覚悟はしとったはずなんやけど、だめやなあ、やっぱり。じいちゃんが死んだん、信じたくない。」 「…うん。」 「なあ泉くん、なんで…人はっ…死ぬんかなあ…っ」 涼くんは肩を震わせて泣き出した。 「俺はっ…じいちゃんに何もしてあげれんかった…」 「そんなことないよ。」 「じいちゃんは…いっぱいしてくれたのにっ…俺はなんもできんかった…っ」 「涼くんのおじいちゃんが大好きって気持ちはちゃんと伝わってたよ。」 大声で泣く涼くんの背中をさすることしかできなかった。