「家出やないやん。旅行やん。」

「いや、家出です。」

頑なに家出だと言い張る。

「…わかった。3日だけな?3日経ったらすぐ帰るんよ?」

「ありがとうございます!」

健康的な笑顔の彼女。

「3日間、家事手伝いなんでもしますんで!」

何故か彼女は張り切っていた。