片思いまっしぐらぁ~

ふと目があった。
ドキッ!どうしよう目が離せない。まるで、硬直状態。
顔が暑い。今日こんなに暑かったっけ?
その後特に会話がなく授業終了まであと5分。
隣のまりちゃんに見つからないようにコウ君に手紙を書いた。
~コウ君へ~
いつもみたいに元気ないね。大丈夫?
ごめん。うち、まりちゃんから、聞いたんだ。駅伝出れなくなるかもしれないって。
コウ君は朝から練習してたの知ってるからすごく辛いよね。
でも、心配だから早く元気だして!
~夢~

「起立、ありがとうございました。」
挨拶のあとすぐ手紙を渡した。私はすぐ紗季と一緒に
教室に戻った。
「夢。さっき、コウに手紙渡してたでしょ」
なに!いつに間に見られてた?
「う、うん。」
「何書いたの?ゆ・め・ちゃん」
「いや。その、コウ君元気なかったから」
「そ・れ・で・コウ君私コウ君のことが気になってしょうがないの。大好きよ♥」って書いた訳?」
「だから違うってば!!コウ君は大切な友達だけどそんなんじゃないよ」