前夜祭も無事終わり、夜にBBQすることになった。
メンバーは多く、前夜祭に参加していない
マンションの人も参加していた。


「さぁどんどん食べろよー!食べ盛り高校生☆」

まず、今の女子高生が食べ盛りなはずがない…。


テーブルは6人用で
私はさきとよしえとマンションの人おじいさんおばあさんの
5人で座って皆で雑談していた。

「そこ椅子余ってる?」

まさくんがこっちに来た。

「あ、いーですよー丁度1つ余ってましたよー」

「さんきゅー」

これでちょうど6人になった。

「俺もいい?」

振りかえると、みつおくんの姿があった。
椅子とスペースが足りなかったが
私はどうしても同じテーブルにいたかった。

「あああ!どうぞどうぞ!ほらっよしえうちの膝の上乗りなっ」

今思うと、よしえに悪いことしちゃったな。
ごめんね。

「あ、いいの?」

「どうぞっ」

私はテンパりながらも椅子を出した。

「も~そんなにうちのこと好きなの~?」

よしえが笑いながら言った。

「あはは…そうなのよww」

確かによしえのこと好きだけど
本当はみつおくんと一緒にいたいからだよ…
なんて、心の中で呟いた。