《穂波side》 『穂波… 髪、生乾きじゃねえか?』 隣のブランコに座ってすぐ 陸斗が話し出す。 「え…うん。 お風呂入ってからきたから」 『マジかよ…寒くないか?』 「うん、平気」 もう春だとはいえ 夜はまだ冷え込む時期だから ほんとはちょっと寒いけど でも…陸斗に会えたんだから そんなことどうでもいいんだ。 それにしても… どうして陸斗は今日 公園に来たのかな…?