(う、そ…… 陸斗がいる…!!!) そう。 私の目の前にいた その【見慣れた人】は 陸斗だった。 …しかも。 陸斗のほうを向いたまま 固まってしまった 私の存在に気付いたのか 陸斗が読んでいた マンガから視線を外し 私のほうを…向いた。