『陸斗のことだから また探し物でしょ?』 だが、さすが母さんの目。 誤魔化せる感じではない。 「まあ、そうだけど」 『何探してるのよ?』 「やーちょっとね」 けど、俺にもこう プライドのようなものがあるから はぐらかすように言う。 『何よそれ。 お母さんには言えないようなもの 探してるの? …悲惨な点数の テストの答案とか?』 「いや、違う」 『じゃあ…工口本?』 「はぁ!?」 むせそうになったじゃんかよ…