(バカだなあ、俺…) 笹音があんなこと 俺に伝えてなければ 今こうして 穂波に年賀状を出すか 悩んでないだろうし 本屋で俺が穂波に 話した内容についても 気にしなかった。 突然口を滑らした 笹音が悪いのか 話を聞かなかったことに できてない俺が悪いのか どっちなのか分かんねえ。 けどなぜか今の俺は 「自分を振った彼女に 未練があることを 穂波に話した」ってことに 酷く後悔していた。