『そいつさ 同じクラスで バスケ部のマネジでさ 春休みくらいに…コクられて それで付き合った』 私が聞かなくても 陸斗が黙々と 真相を話し始めた。 陸斗が今どんな気持ちで 全てを話しているのかは …表情を見れば、分かった。 陸斗は… すごく、悲しそうな顔してる。 きっと その彼女に まだ、未練がある…。