ふわ。 ……えっ… 「ココロちゃんが参ったっていうまで、このままね」 突然耳元で聞こえた、わたしの上に覆いかぶさる彼の声。 …もうどうにもできないや。 ―――ある日の休憩時間。 みんながはやし立てる中、愛しい温もりに包まれながら、彼に言った。 “参りません”って――――。