「じゃあ片付けますね、


みんな帰るぞ!今日はもう終わりだ、



翔矢も着替えてこい」



「遥ちゃん、今日はもう帰るよ」



浜崎のその言葉に、



遥は少し残念そうな表情をしていた。



「えっ!もう帰るんですか?



もっと居たかったのに」



「ごめんな遥ちゃん、



もともと今日は午前中だけの予定だったんだよ、



それにマシンも壊れちゃったからな」



「そうなんですか、



それじゃあ仕方ないですね」



そして帰り支度を済ませた一行は、



サーキットを後にした。