ウイニングラン~夢をこの手につかめ~

「へぇ、そうなんだぁ、


でもこんなに速くてちゃんと見れるんですか?」



「見れるんだなぁそれが、


レーサーってのは動体視力が良いからな」



「すごいですね」



「和樹、もうじき来るんじゃねえか」



「そうですね、あともう少しです」



その時、最終コーナーを立ちあがった翔矢は、



そのままゆっくりピットへと入ってきた。



「浜さんまだ早くないっすか、


今日はロングランをメインに走るんじゃなかったんですか?」



「すまんな、今日は路面温度低いだろ、


あまりにも良いペースで走ってるからいつかコケやしないかと思ってな」