「ティアラ大丈夫、どこも痛くない?」


「いってー、なぁ、心配する方間違えてねぇか?」


「あっごめんなさい、


ティアラが飛び出したりしなかったらこんな事にならなかったんですものね、


本当にごめんなさい、


怪我とかないですか?」


「あぁ大丈夫だ、心配するこたぁねぇよ」


「大丈夫じゃないじゃないですか、すごいすりむいてる」


「この位たいした事ねえ、ほっといたら治るよ」


「ダメ、ばい菌入ったらどうするんですか、


あたしの家来てください、


この近くなんです」


「分ったよ、でも良いのか?


そんな簡単に知らない男連れ込んで」


「何変な心配してるんですか?大丈夫です、
 

他にもいっぱいいますから、


ところでオートバイ起こせます?」


「大丈夫だよこの位、ほら」


男がバイクを起こすと、それに気が付いた。