「ほら、和樹」


「いただきまぁす、翔矢さんおめでとう」


和樹も一口飲むと、翔矢に返した。


「哲弥さんと雄二さんは運転があるから駄目だね、


あと遥ちゃんも、まだ未成年でしょ」



「まぁ良いさ、帰ったら祝杯だ、


翔矢、優勝おめでとう、


でもまだまだ2戦目だ、


これからも気を引き締めていけ」



「はいっ、もちろんです」



「翔矢さん優勝おめでとう、


あたしあんまりすごくて、


もう興奮しっぱなしです」



「ありがとな、遥」