「大丈夫よ、必ず説得してみせるわ」


「そうか?なら良いけど、


こっちから誘っといてなんだけど、



無理しなくても良いんだぞ!」



「分かってます、無理なんかしてません、



もしどうしてもパパが許してくれなかったら、



こちらから連絡します」



「そうか、じゃあわかった、



行けても、行けなくても、



どっちにしろ一本連絡くれ、



メールでも良いから」



「はい、わかりました」



そして遥は電話を切ると、



リビングにいる父のもとに走った。