「なんで俺が?ウワサになるようなこと、した覚えねーけど」 「いや、あんたのその行動が既にウワサになるに相応しいものなんだけどね?」 「そうか?」と彼は首を傾げる。 まあ、彼は多分――“霊”的な何かなのだろう。朝言っていた『事故に遭い卒業出来なかった男子生徒』かも知れない。もしくは、他の何か。 「あんた、何年前からココにいるのよ。おかしくない?すっごく違和感丸出しだし」 そう言って彼に近づく。すると、いきなり血相を変えた彼は、あたしを突き飛ばした。 「来るな!!」 そう言って。