「ぺ……ぺったんこ……?」 あたしがそう聞いて、1番に気にする場所――それは、“胸”だった。 「Aもないんじゃね?もはやAAA?」 「は…はぁ!?」 どんどん首から上にかけて、熱が込み上げてくる。 恥ずかしさと、ムカつき。 ――なんで初対面のコイツにそんなこと言われなくちゃいけないのよ!? あたしは咄嗟に自分の腕で胸を覆った。 「あんたに言われるほど小さくないわよっ!」