「お前、嘘言うなって。後でまぢ絞める有砂ちゃん、あれ嘘やから‥」 黙々と喋っているのはわかったが、全く耳に入ってこない 彼女でも友達でもない私がなんで知らない奴と朝から電話をしてるんだろう 彼の話を遮る様に言った 「彼女でもないのに、言い訳とかされても逆に困るねんけど。もう電話とかかけてこやんといて」 言いたい事だけを言い、すぐに携帯の電源を切った 最低やな けど、ほんまの事 彼女居るのに、他の女に構う方がおかしい 学校に行く準備を始めた