笑顔日和



それで、未奈の家で遊べなくなった罰として、面白い遊びを考えるように未奈に言ったの。

そしたらあの子、いきなりキラキラした目で私を見てきて。

「じゃんけんで負けた方が、好きな人に告る!」

こう言ったの。


最初、私は状況がつかめなかった。

口をポカンと開けてる私に未奈は笑顔でこう言った。

「はい、決定〜!」

って。


本当にバカバカしかったけど、未奈がじゃんけんに負けた様子を想像したらおもしろくって、その遊びをやることにしたの。